ヒョウモントカゲモドキのオスとメスの判別方法とは?【初心者向け】

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こんにちは、ミソです。

今回は初心者の方向けにヒョウモントカゲモドキ(以下レオパと表記)の雌雄判別の方法を解説してこうと思います。ある程度経験を積んだ飼育者はともかく、レオパ飼育初心者の方は雌雄判別の方法が分からない方も多いのではないでしょうか。

ある程度育った個体などは購入する際に事前に雌雄がわかっていることも多いのですが、ベビー~ヤング期の個体は雌雄判別が非常に難しく『雌雄不明』の状態で販売されていることも珍しくありません。

アダルトに近くなると非常に分かりやすい特徴が現れるので、今回はそちらの方法についてご紹介いたします。

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レオパの雌雄判別方法

総排泄孔付近の違いで見分ける

一番わかりやすく、確実な雌雄判別方法となります。

オスは総排泄孔の尻尾側にヘミペニス(男性のシンボルです)が収納されている膨らみが2つ存在し、体側には前肛孔と呼ばれる鱗が確認できます。私の飼育個体の写真を掲載しておきますので参考にしていただければ幸いです。

メスは特に膨らみや前肛孔も存在しないことが写真から見て取れるかと思います。

体格で見分ける ※オススメはしません

雌雄判別はなるべく上記の総排泄孔付近で見分けるのが望ましいですが、体格で見分ける方法も精度は落ちますがあるにはあります。正直個体差が大きいので過信は禁物の方法です。

レオパはオスの方がガッチリとした体格になりやすく、エラも発達する個体が多いのでパッと見てゴツゴツとした体格がいたらオス、全体的にシュッとした体格がいたらメス…といった感じで見分ける形になります。

使う用途としては、例えばイベントなどで多数のレオパが陳列されているときなどに大雑把に雌雄を判別するときなどに使えるかもしれません。

大雑把に体格を見て、その後に総排泄腔をしっかり確認して雌雄を判別すると確実です。

孵化までの温度管理で見分ける

レオパは卵が孵化するまで特定の温度で管理することによって雌雄を固定することができるとされています。

  • 26℃以下で管理→メス
  • 27~29℃で管理→オスメス両方半々程度の確率
  • 30℃~33℃で管理→オス
  • 34℃以上で管理→メス

デジタルで管理していても管理温度ブレることがあるので多少データ通りにいかないこともあるかと思いますが、概ね上記の温度で管理することで意図的に雌雄を固定できるようです。

とはいえこの方法はレオパを自家繁殖してしっかり温度のデータを取っている方が販売者でないと使えない方法ですし、ショップなどが海外から輸入したレオパなどに対しては当然ながら使えない方法なのであくまで知識の1つとして頭に入れておくと良いかもしれません。

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さいごに

今回はレオパの雌雄判別方法についてご紹介しました。

体格と卵の管理温度による判別はあくまで補助的なものと捉えてもらえればと思います。基本的には総排泄孔付近をチェックする判別方法を推奨します。

将来的にレオパの繁殖にチャレンジしようと考えている方などは雌雄判別を少なからず行うことになると思いますので、知識としてポイントをおさえておくと良いでしょう。

以上レオパの雌雄判別方法についてでした。

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