【赤外線温度計】サーモガンがレオパ飼育で非常に便利なので紹介してみる

ヒョウモントカゲモドキ
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こんにちは、ミソです。

今回はヒョウモントカゲモドキ(以下レオパと表記)の便利飼育アイテム紹介となります。

紹介するアイテムは『赤外線温度計』こと『サーモガン』。

爬虫類雑誌などで度々登場し、レオパに限らず多くの爬虫類飼育者に使われている知る人ぞ知る便利アイテムです。

特にバスキングが必要なトカゲなどを飼育されている方にはおなじみのようですね。

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サーモガンとは

サーモガンは赤外線を照射することで、ピンポイントに面の温度を測定することできる温度計です。

壁などに貼り付けて使う温度計は主に空間温度を知ることができますが、底面に敷いたパネルヒーターなどの温度を知ることは難しいです。(敢えて底面において使うことも出来なくはありませんが)

そういった場合、サーモガンを使うことでより詳細に温度勾配を調べることができ、気づかないうちにヒーターの故障などで過加温されて生体がオーバーヒートする…といったケースを未然に防止することができます。

生体に向けて照射しても基本的に問題はないので、生体の体温を測ってみたりすると意外に面白かったりします。

私が使っているのはこちらです。

赤が基調で結構カッコよかったり…。

特に爬虫類専用というわけではありませんが、-50~+380℃まで使えるのでレオパ飼育ぐらいなのであれば全く問題ないかと思われます。

これだけの性能がありながら値段が2000円を切るんですからいい時代になったものです

液晶画面はバックライトがついていますので暗くてもバッチリ使うことができますし、表示も非常にわかりやすくなっています。

4つほどボタンがついていますが、基本的にトリガーを引いてピッとするだけなので使うことが殆どありません。

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実際にレオパに使ってみる

というわけで実際にレオパの飼育で色々と使ってみることにしましょう。

ピッとすれば瞬時に温度を測定してくれるのでサクサクと飼育環境を整えることができそうです。

ケージの温度を測ってみる

 パネルヒーターなどを敷いていないレプタイルボックスの底面温度です。

ちょっとボケてますが、27.7℃となっていますね。(撮影時は夏でした)

レオパのクールゾーンは25~28℃くらいあれば大丈夫ですので許容範囲内ですね。

一応の注意ですがこのサーモガンはD:S比が12:1ですので、12cm離れたところから照射する場合は測定範囲が1cm以上ある必要があります

パネルヒーター自体を測ってみる

パネルヒーター自体の温度も測ってみることにしました。

表示は40.9℃となっていますね。

今回測定に使用したパネルヒーターはみどり商会の『ピタリ適温プラス1号』となります。

商品ページによると表面温度は42℃±5と書いてありますので、スペック通りという感じですね。

完全自動制御ということなので、何度か照射してみるとちょくちょく温度が変わります

パネヒをケージにセッティングして測ってみる

ケージにパネルヒーターを敷いて、キッチンペーパーを敷いてみました。

この状態でサーモガンを使って温度を測定してみます。

画面に表示された温度は36.7℃

撮影したのが夏だったということもあり、ホットスポットの適正温度からするとちょっと高いという感じですね。

床材にキッチンペーパーを使った温度ですので、キッチンペーパーを何枚か重ねたり、砂系の床材を用いることでこれくらいの温度は楽に調整できるかと思います。(この後調整しました)

ヒーターなしの部分が27℃でしたので、まぁ許容範囲内ということでレオパも快適に過ごしてくれることでしょう。

個人的な考えですが、ヒーターを敷いている部分が40℃近くになると熱すぎるのかレオパはシェルターに引きこもって外を徘徊しなくなる印象があります。

いつまでもレオパが外に出てきてくれない場合はホットスポットの温度を確かめてみましょう。

壁に貼り付けてある温度が適正でもヒーター部分が熱すぎるという可能性があります。

こうやってしっかり確認すると、自分の構築している飼育環境がまともなのかどうか直ぐに分かるので有り難いです。

生体の体温を測ってみる

せっかくなので私の飼育しているレオパの体温も測ってみました。

測った個体はブレイジングブリザードのメスになります。

撮影する前までホットスポットで温まっていたので体温は30.1℃でした。

シェルターにいるときは27℃だったり28℃だったりするので、色々なタイミングで体温を測定してみると面白いですよ。

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まとめ

レオパを飼育する上で温度管理というのはとても大事になってきます

というか日々のお世話だと温度管理餌やりくらいしかやることがないです。

ですので、日々のメンテナンスでサーモガンがあるとなにかと捗るかと思います。

性能の高さもそうなのですが、値段自体もそんなに高くないので導入コストも低いのも大きな魅力です。

基本的に買って腐るということはないのでこの記事が導入を考えている方の助けとなれば幸いです。

以上、サーモガンについての紹介記事でした。

爬虫類専用のサーモガンが欲しいんじゃ!』という方には、ちょっとお値段が高くなりますがビバリアさんからサーモペンというものが出ています。

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