こんにちは、ミソです。
2月は引っ越しでバタバタしていたので結局1記事しか更新することができませんでした。
しかもこの度はペットであるレオパを抱えての引っ越しだったので、これまでの引っ越し作業よりも頭を悩ませる場面が多くありました…。
とはいえ事前準備など含め学ぶことが多くあり、次に活かせることも多いと分かったので今回は『私の爬虫類の引っ越し』について記事を書いていきます。
『進学』や『就職』、もしくは何らかの事情で爬虫類を抱えた引っ越しが予想される方の参考になれば幸いです。
爬虫類の引っ越し~事前準備~
飼育している爬虫類のエサを抜いて胃の中を空にする
まず最初に私が行なったのが『引っ越しの1週間くらい前からエサを抜く』作業でした。
その他にも色々やることはあるんですが、早い段階で出来る作業はコレなので真っ先に行いました。
なぜエサを抜かなければいけないのか、2つほど理由があります。
- 吐き戻しの防止
- 胃の中にある残留物の消化不良の防止
胃の中にエサが残っていて、引越し作業中に吐き戻しをされてしまうと拒食に陥る恐れがあります。
吐き戻しはかなり体力を消費する行動になるので、最悪爬虫類自体の調子を崩すことにつながります。
また、引っ越しの作業中はヒーターを付けるわけにもいきません。
保温の状況にもよるかもしれませんが、低体温による消化不良の防止のために胃の中は空にしておいたほうがいいと考えました。
生体のパッキング
私はレオパを4匹飼育しておりましたので、1匹ずつプリンカップに入れて小さなダンボールに詰めました。
プリンカップとは即売イベントでレオパが入れられているアレです。ネットなどで安く購入できるのでイザというときあると便利ですよ。
プリンカップに入れることで小さなダンボールに詰めることもできますし、タオルとカイロで保温もわりかし簡単にできます。
小さなプラケやレプタイルボックスで飼育できる小型爬虫類ならば、強引にそのまま運ぶこともできるかもしれませんね。
プリンカップ以外だと小型のプラケースでも良いんじゃないでしょうか。
生体の保温
パッキングした生体をダンボールに入れたら、新聞紙とホッカイロで保温をします。(新聞紙の代わりにタオルでも可)
ホッカイロを全面に敷き詰めると温度が上がりすぎてオーバーヒートしてしまうので、側面の一部に配置して温度勾配を作れるようにしました。貼るホッカイロをダンボールの側面に貼り付けると楽です。
ケージの箱詰め
ガラスケージならともかく、私はアクリルの小型ケージなので適当に大きなダンボールに突っ込んじゃいました。
飼育用品などもケージの中にまとめ入れたので引越し後の再セッティングも簡単にできます。
一応ですが揺れによる衝撃で割れてしまうことの防止で、新聞紙などを周りに詰めて箱詰めしました。
ガラスケージなどの場合はタオルを巻いて割れ・飛散防止をしておくと良いと思います。
爬虫類の引っ越し~当日~
自走で運ぶ
今回の引っ越しは予算の都合上、友人の力を借りレンタカーで行いました。
引越し先は車で1時間ほどの場所だったので、レンタカーでイケると判断した次第です。(都内)
爬虫類のダンボールは出発の直前に車に積み込みました。(事前にエアコンで車内を温めています)
揺れが気になる場合は、助手席にダンボールを置いてシートベルト等で固定すると良いかもしれません。
余談
ここからは余談ですが、爬虫類の引っ越しを業者などにお願いしたい方もいるかもしれません。
ちょろっと調べてみるとヤマト運輸さんはペットの輸送を行っており、爬虫類も一応イケるようです。
熱帯魚や爬虫類は要相談ということなので、保温などについて相談してみると対応してくれるかもしれません。
個人的意見ですが、爬虫類の輸送を業者に任せるのは一種の覚悟が必要だと思います。
どういった状況で輸送されているのかわからないので、無事に着くかは祈るしかないって感じがします。
数百キロレベルの移動ならともかく、車で数時間程度ならばレンタカーでササッとやっちゃうのが良いのではないでしょうか。
爬虫類の移動だけ自分でレンタカーで行い、その他は引越し業者にお任せが一番楽なんじゃないでしょうか。
到着後
他の荷解きには目もくれず、真っ先に爬虫類の環境セッティングを行いました。
このときに生体の状態を軽くチェックして、自切などもなく無事を確認しています。
セッティングが終わったら、飲水の準備だけして数日放置します。
ここは爬虫類をお迎えしたあとの対応と一緒で良いと思います。
生体は引っ越しによるストレスがあるので、数日は給餌を控えて環境に慣れさせましょう。
引越し後
現在について
飼育している4匹は大きなトラブルなく飼育ができています。
数日後に給餌を行い、全個体が問題なくエサを食べたのを確認してやっと一安心した感じです。
冬場ということもあり、食欲はそれほどでもないみたいですが暖かくなってくれば大丈夫と判断しています。
さいごに
引っ越しミッションコンプリート!やったぜ!…といいたいところですが、正直不安だらけでした。
多かれ少なかれ爬虫類の引っ越しにはリスクがつきまとうなと認識しました。
私はレオパというウルトラ図太い爬虫類のみの引っ越し作業だったので、冬場でも大きなトラブルがなく済んだとも思っています。
繊細で神経質な爬虫類だったらと考えると、正直なところ上手く引っ越作業できるか自信はありません。
できることなら温かい時期で作業をやりたいですね。
後で気づきましたが、パッキングや移動のコツは爬虫類ショップなどに聞いてみると参考になるかもしれません。
イベントの出店などで爬虫類の輸送は慣れているでしょうし、保温のコツなども知っていることでしょう。
初めての爬虫類の引っ越しは不安だらけかもしれませんが、自分で情報を集めることでトラブルを未然に防げると思うので情報収集と前準備はしっかり行っていきましょう。
以上、私の爬虫類の引っ越し体験談でした。
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