レオパの飼育環境を考える【ウェットシェルター編】

ヒョウモントカゲモドキ

こんにちは、ミソです。

今回はウェットシェルターについて書いていきます。

ヒョウモントカゲモドキを飼育するにあたってウェットシェルターは必須級のアイテムですので、ウェットシェルターのもつ効果や種類をこの記事では扱っていきます。

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ウェットシェルターの存在意義

ウェットシェルターはなぜ必要か

ウェットシェルターは「ウェット」という名前がついている通り湿度を高めることができる隠れ家となります。

ここで『レオパに湿度って重要なの?』と思われるかもしれません。

基本的には温度ほど気にする必要はないんですが、『脱皮』の時に関しては湿度が重要になってきます。湿度を高めることで皮が柔らかくなり、脱皮不全を予防することができるんですね。

また、ヒョウモントカゲモドキの脱皮は体をモノに擦りつけながら行うので、シェルターがあることで脱皮の手助けになります。

以上のポイントをまとめますと。

POINT

  • 高い湿度を保つことができる
  • 生体自身の隠れ家になる
  • 脱皮の助けになる
  • これがウェットシェルターがヒョウモントカゲモドキの飼育によく使われる理由です。

そもそも、ヒョウモントカゲモドキは砂漠のような地域に生息している生き物ではありません。たしかにアフガニスタンやパキスタンなどの乾燥地帯に生息してはいますが、日中は岩陰などのやや湿ったところで身を隠しています。

ウェットシェルターのもつ役割は生息地の環境を小さく再現するという意味合いもあります

これでなんとなくウェットシェルターがなぜ必要か分かっていただけたでしょうか。

次は飼育によく使われるウェットシェルターの種類を紹介していきます。

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ウェットシェルターの種類

陶器製のウェットシェルター

素焼きの陶器で出来ています。

スドーさんから出ているウェットシェルターは評価も高く、多くの爬虫類飼育者が使っているジャーなウェットシェルターです。サイズもS,M,Lと幅が広く、ヒョウモントカゲモドキのサイズに合わせて使うことが出来ます。私は基本的にレオパはMサイズで充分だと考えています。

ジャイアントのような大柄な個体はLサイズを使ってあげると良いかもしれません。

レオパに使うシェルターのサイズの目安は「あ、そこ入っちゃうんだ」くらいのサイズ感で大丈夫です。

基本的にレオパは密着できる狭いところが落ち着くので、広すぎると落ち着かない場合があります。

陶器製のウェットシェルターのメリットを挙げてみましょう。

メリット

  • 上部の窪みに水を溜めることができ、湿度低下を防止し飲水にもなる
  • デザイン性に優れるのでレイアウトが捗る
  • ザラザラしているので脱皮の取っ掛かりになる

上部に水を溜めることができる機能は画期的で、徐々に陶器に水が染み込むことによりシェルター内外の湿度を上げることができます。(内部湿度は90%まで上がるとのこと)

特に冬場に暖突を使ったりすると、内部の水分が蒸発して乾燥しやすくなるのですが、上部の水があることによりケージ内の湿度を一定に保つことが出来ます。

また上に溜まった水はレオパの水分補給にもなり、体温調節のために上のくぼみで休んでたりすることもあります。
非常に便利な優れものなのですが、注意すべきデメリットもあります。

デメリット

  • カビが生えやすい
  • 水を入れすぎると水が滲み出して床材がびしょびしょになる

ウェットシェルターをずっと使っているとカビが生えてくることがあります。カビが生えてくると飼育している個体に悪影響を与えかねません。ですので数日ごとに洗うか、同じシェルターを何個か購入してローテーションさせるなどの対策が必要になります。根深いカビになると一見洗って落ちたように見えても数日後にまた発生する可能性があります。ですので天日干しであったりレンジでチンしたりすることでカビを根絶させる必要があります。

また、床材にキッチンペーパーを使用している場合、シェルターから伝わった水がキッチンペーパーをびしょびしょするときがあります。床材が濡れている時に、ダスティングしたカルシウムパウダーや排泄物がつくと大変見栄えが悪いので上部に入れる水の量は調整しておきましょう。

もしくはシェルターの下に水苔などを置いておくと良いかもしれません。

ハイブリッド型の陶器シェルター

ビバリアさんからハイドロボックスという新しい陶器シェルターが登場しています。

陶器部分を上部の水溜部分にしぼり、本体部分はABS素材で作られています。

これにより陶器シェルターにありがちなデメリットだったカビの発生をできる限り抑えることができるようになっています。

見た目もブラックでオシャレな印象を受けますし、内部の湿度も80%程度まで上げられるようです。

ただし、水溜の部分がやや小さい作りとなっていますので、気を抜いて何日も放置しているとカラカラになってしまうことがあるので、そこは注意が必要な点かと思われます。

タッパーを利用した水苔シェルター

陶器製のほかに、タッパーを使って自作のウェットシェルターを使用する人もいます。(私もコレです)

タッパーに入り口となる穴を開け、中に濡らした水苔を敷き詰めることによって簡易的なウェットシェルターを作ることが出来ます。

水苔シェルターのメリットを挙げてみましょう。

メリット

  • カビが生えにくい(抗菌効果がある)
  • 湿度保持に優れる
  • タッパーのサイズを変えることで色々なサイズの個体に適応可能

水苔には抗菌作用があるのでカビが生えにくいとされています。水分を保持する力も強いので、定期的に水を給水すればしっかり湿度を維持してくれます。
メンテナンスも水苔を定期的に入れ替えたり、乾燥しないように注水をするくらいです。

逆にデメリットを挙げてみます。

デメリット

  • 見た目がタッパー
  • 誤飲防止の措置が必要な場合も

どう足掻きましても見た目はタッパーです。気にならない人にとってはデメリットになりえる理由ではないかもしれませんが、見た目などこだわってレイアウトをしたい方にとっては辛いかもしれません。

また、水苔をそのまま敷き詰めているとなにかの拍子で誤飲をしかねないので対策をしておきましょう。排水溝ネットの中に水苔を入れたり、鉢底ネットを水苔の上に敷いておくと安心です。

番外編 ドライシェルター

広いケージで飼育されている方はドライシェルターを用意しておくと良いと思います。

レオパの気分によってウェットとドライを使い分けてくれます。

ごつごつしたシェルターならば脱皮の際のとっかかりにもなります。

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まとめ

レオパが落ち着く場所を作るためにもシェルターは必要不可欠なものといえます。

水さえ切らさなければ勝手に湿度を保持してくれるので、簡単に脱皮不全の防止になります。

また、アルビノやラプターといった目の弱い個体にとって光を遮れるシェルターは重要な意味をもちます。

陶器製と水苔シェルターともに湿度を維持する意味では高い効果を持つので、どちらを選ぶかは完全に好みだと思います。

お好みのほうを使ってあげてレオパの居心地の良い環境を作っていきましょう。

ではでは。

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