こんにちは、ミソです。
今回はSANKOさんが販売している『レプタイルボックス』のレビューを書いていこうかと思います。
ヒョウモントカゲモドキをはじめ、小型の爬虫類飼育でよく使われるケージですね。
基本的にレプタイルボックスでヒョウモントカゲモドキが終生飼育できます。
私自身もレプタイルボックスにはかなりお世話になっているのでメリットとデメリットをいくつか挙げていきます。
レプタイルボックスのサイズ
レプタイルボックスのサイズはW300×D200×H155mmとなっています。
このサイズはヒョウモントカゲモドキの飼育によく適しており、ヒョウモントカゲモドキの飼育本などで表記されているオススメの飼育ケージサイズとピッタリ一緒です。
これが使い勝手がよく、省スペースで飼育できるため沢山置いても部屋を圧迫しません。
上に重ねることも嬉しいポイント。
レプタイルボックスのメリット
アクリル製でデザインが良く、軽量である
レプタイルボックスは透明度の高いアクリル製です。
底面を除きほぼ透明なので視認性に優れ、多角度からヒョウモントカゲモドキを観察することができます。
爬虫類のショップでもレプタイルボックスで生体展示をしているところがあり、陳列もスッキリした印象を受けます。
底面も白く、汚れなどが分かりやすいです。
アクリル製ということで軽量で扱いやすく、メンテナンスにも困りません。
片手で軽々扱えるので丸洗いするときは助かってます。
脱走しにくいフタ
レプタイルボックスはスライド式のフタを採用しており、磁石でしっかり閉めることが出来ます。
ヒョウモントカゲモドキは基本的にフタを上に持ち上げるようにして脱走します。その点スライド式は上への力では開かないようになっているので脱走しにくい仕様になっています。
更に磁石でしっかり止まっていればヒョウモントカゲモドキが脱走する可能性は限りなく低くなります。
ただしちょっとの隙間があると頭を突っ込んで無理やり空けてしまう可能性があるので、しっかり閉める時にカチッという音がして磁石がくっつくのを確認しておきましょう。
優れた通気性
レプタイルボックスは天板と側面に無数の穴が空いており、適切な湿度と温度を保つことができます。
基本的にパネルヒーターは下から加温することになるので、上方向へ通気性が良いのは優れたポイントですね。
特に床材にソイル等を使っていると、下からの加温で壁面に水滴ができやすいのですが、レプタイルボックスではそれが抑えられます。
省スペースかつ安い
値段が約3000円と専用のガラスケージなどに比べると格段にお手頃な値段になっています。
ケージの値段を抑えられれば、生体自体や他のことに予算を割けるのでありがたいですね。
「レプタイルボックスのサイズ」でも述べましたが、省スペースかつ値段が安いので飼育できるので沢山ヒョウモントカゲモドキを飼育されている方はレプタイルボックスを使っている方が多いですね。
レプタイルボックスのデメリット
保温するには工夫がいるかも
暖突くらいならなんとかなりますが、高温になる保温球は天板が歪んでしまうため使えないと思っていいでしょう。
またサーモスタットを使う方は、温度を感知するコードをケージ内に入れるとフタが閉まらなくなるので、フタに穴を空けたりする加工がいるかもしれません。
私はコードをフタで挟んでしまって開かないように重しを乗せています。
ちなみにパネルヒーターは問題なく使えます。
若干割れやすい?
私は経験がありませんが、他のレビューを見てみると割れてしまうケースが結構あるみたいです。
ガラスケージにも言えることですが、落としたりすると割れたり接着面が外れたりするので気をつけましょう。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキの飼育ケージとしては主流と言っていいほど優秀な商品だと思います。
多少のデメリットを補って余りある使い勝手の良さですね。
似たようなケージでクリスタルステージがありますが、どちらを使うかは完全に好みだと思います。
ただ値段的にも個人的にはレプタイルボックスを推しておきます。
最初はレプタイルボックスを使って、もっと広いスペースで色々レイアウトをしたいと思ったら大きなケージを買ってみたら良いんじゃないかと思います。
余ったレプタイルボックスはヒョウモントカゲモドキのベビーや小さなヤモリをお迎えする時に使えます。
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