こんにちは、ミソです。
ビバリウムガイドのNo.80を購入して参りました。
今回はその感想になります。
巻頭の特集は「レオパことはじめ」ということで、レオパ飼育のアレコレが沢山書いてありましたよ。
巻頭特集『レオパことはじめ』
カラー&2色刷り合わせて30ページほどのボリュームでした。
レオパの生体から飼育方法、昨今のレオパブームについて冨水明さんのエピソードを交えながら語られています。
飼育方法や餌の項目は写真も多めで説明されており、この1冊でレオパが十分飼えちゃうほどの濃密な内容ですね。
個人的に、「レオパとヒョウモントカゲモドキはもう別物になりつつある」という話は興味深いものでした。
他にもさらっとですが、遺伝に関する話もしてくれており、非常に読んでいて勉強になりました。
特集『樹上性イグアナ』『ゲイリートゲオアガマ』『ヘビ アルビノ』
樹上性のイグアナは「グリーンイグアナ」や「トゲオイグアナ」だけじゃあないんだぜ!ってことで、様々な樹上性イグアナにフォーカスを当てて紹介していました。
やはりイグアナは大型のイメージがありますが、意外に小型だったり、ほっそりしていたりとバラエティ豊かな種類が多いですね。
個人的にいつかは飼いたいと思っていた「カメレオンモドキ」が載っていたのでテンションが上がりました。(笑)
地味~な色なんですけど、なんか好きなんですよね。
ゲイリートゲオアガマは独特なおっさん顔がおなじみのフレーズのようですね。
いかついトゲトゲの尻尾を持っていながら、臆病な性格で食性も草食とチャーミングな爬虫類でした。
アガマ系は結構な頻度でショップに入荷されるので興味が出た方はショップに行けばすぐ出会えると思います。
そして『派手はアルビノ ヘビの段』というヘビのアルビノ特集。
ヘビのアルビノはやっぱり鮮やかできれいですね。
アルビノの個体は得てして目が見えにくいという弱点もありますが、これだけキレイだと人気が出るのも頷けます。
なぜアルビノが存在するのかの豆知識も書いてありました。
現地レポートはマダガスカル!『ラボードカメレオン』
ビバリウムガイドではおなじみの加藤英明さんの現地レポート。
今回はマダガスカルで『ラボードカメレオン』にフォーカスを当てていました。
なんと5ヶ月しか生きることができない幻のカメレオンだそうです。
まるで昆虫ですね。
おそらく日本にやってくることはまず無いと思うので、生の姿は現地でしか見ることができないでしょう。
こういった貴重な生物を現地で見つける興奮を私も味わってみたいです。
ちなみに読んでいて「あれ?」って思ったんですが、多分これテレビで特集されてましたよね。
クレージージャーニーでしたっけ。
ロン・トレンパー氏の爬虫類裏話はレオパの『スーパージャイアント』
個人的には「待ってました!」な記事。
ジャイアント系のモルフは情報が結構少ないので、生みの親のトレンパー氏の話は貴重です。
ジャイアント誕生の歴史や、遺伝子の検証のエピソードは読み応えがありました。
スーパーマックスノーと同じく、共優性のジャイアントは100gを超える大型のレオパに育つことで有名です。
ゴジラジャイアントなんかは160~170gに成長する個体もいるようですね。
私自身、レオパは柄よりも体格で選ぶタイプなので、スーパージャイアントはいつか飼ってみたいモルフの1つです。
以上、簡単ですがビバリウムガイドの感想でした。
次のビバリウムガイドNo.81は5月の発売予定です。
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