ヒョウモントカゲモドキの飼育設備を低コストで揃えるには。

ヒョウモントカゲモドキ
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こんにちは、ミソです。

今回はヒョウモントカゲモドキ(以下レオパ)の飼育に必要な物や気になる初期費用についてまとめていきます。

生き物を飼育するにあたって、お金の問題はどうしても付きまとうものです。

特に爬虫類は『何かとお金が掛かるかも…』という固定概念がある方もいるかと思います。

ですが、レオパは爬虫類の中でも低コストで飼育をスタートさせることができます。

というわけで、今回は出来るだけ低コストにレオパを飼育する場合の費用などをまとめてみました。

あくまで低コストに絞ってありますので、一般的な飼育設備につきましては完全版の記事を参照してください。

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レオパ飼育に必要不可欠な設備

レオパは基本的に『引き算』で飼育をスタートすることのできる爬虫類です。

『引き算』とは「あれがなくてもいい」「これがなくてもいい」と設備を削ぎ落とすことを言います。

必要最低限のものを揃えれば飼育がスタートできてしまうので、後々から設備を増設させていくことも大丈夫です。

では、その中でも省かれることのない必要不可欠な設備を挙げていきます。

    • ケージ
    • 水入れ
    • パネルヒーター&冬用ヒーター
    • シェルター
    • 床材
    • 温湿度計

大体以上のものがあれば大丈夫かと思います。

私自身はコレらを見て「え、これぐらいの設備で飼えちゃうの?」って思ったのを覚えています。

人によっては必要な物が上記から減ったり増えたりするかと思いますが、基本的には上記のものがあればレオパは十分に飼育できると思っております。

ではもう少し詳細に書いていきましょう。

ケージ

レオパは立体行動をあまりしない爬虫類です。要は地べた族なわけですね。

なのでケージを用意する上で高さはあまり必要ありません、底面積を重視しましょう。

かといって活発に動き回るわけでもないのでケージの大きさとしては、30cm×20cmほどの底面積で高さが12~15cmくらいあれば問題ないでしょう。

勿論広いケージ(45~60cm規格)を使い、流木等を駆使して本格的にレイアウトしても良いですし、徹底的に安くしたいなら百均の大きなプラスチックケースを使ってもいいでしょう。

百均などでやや大きめのプラスチックケースを見繕えば、空気穴を空ける程度の加工でレオパの飼育には十分耐えうるケージになります。

見栄えは数段落ちますが、飼育するだけなら十分可能です。

コトブキ工芸さんが出しているマルチケースならば飼育に適したサイズを展開しており、付属で水入れもついていますので価格をぐっと抑えることが出来ます。

水入れ

レオパは意外と水を飲む爬虫類ですので、できるだけ水入れは用意してあげましょう。

専用の水入れ自体も数百円程度ですが、低コストにこだわる場合は百均で少し深さのあるお皿で十分です。

軽すぎるものを使うとレオパにひっくり返される可能性があるので、重さはある程度あると良いです。

パネルヒーター&冬用ヒーター

レオパは自ら体温を調整できないので体を温める用にパネルヒーターを使って床を温める必要があります。

一年中エアコンで管理できれば良いのですが、パネルヒーターを使うほうが省エネで済みますので、用意しておきましょう。

冬は冷え込むので温度の底上げに冬用のヒーターとして暖突などを用います。

シェルター

人によっては使っていないみたいですが、無いよりあったほうが良いと私個人は思います。

陶器製のウェットシェルターや、百均タッパーに穴を開けて水苔を入れたものが多く使われています。

少なくともレオパは狭い所が落ち着く子が殆どなので置いてあげると休んでくれます。

低コストで済ますのであれば、タッパーシェルターがオススメです。

中に入れる水苔も100均で入手できますし、もし無かった場合はスポンジで代用できます。

床材

費用や手軽さを求めるならばキッチンペーパーが最も適しているでしょう。

こまめな交換が必要になりますが、百均で揃えられるうえ、日常生活でも使う機会が多いのでキッチンペーパーを採用している飼育者は非常に多いです。

温湿度計

レオパを飼育するのに適した温度を管理するために必要となります。

エアコンを使用している方は必要無いと考える方もおられるかもしれませんが、室内温度は適性でもケージ内温度は違ったりするため、あると安心です。

こちらも百均で揃えられます。

 

以上6点を挙げましたが、私も今挙げたものくらいしか使ってません。

とはいえ、上記の物だけですと若干寂しいケージ内になってしまうのも否めません。

そこは飼育者の方々が思い思いのレイアウトを楽しんでください。

私も申し訳程度にレンガや置物を置いてレイアウトをしています。

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まとめ 初期費用を計算してみる

さて、レオパを飼育するのに必要不可欠なものを挙げていきました。

結局いくらあればレオパ飼育がスタートできるのか?

とりあえず徹底的に安く済ませてみましょう

    • ケージ…100~1000円
    • 水入れ…100円
    • ヒーター類…6000円(パネルヒーター2000円+暖突S4000円)
    • シェルター…100~800円
    • 床材…100円(キッチンペーパー)
    • 温湿度計…100円

ヒーター以外を百均で済ませれば6500円くらいですかね。

時期が冬以外なら暖突の4000円は抜いてしまって構いません。(冬前に買ってあげましょう)

良いものを選んでも1万円あればお釣りがくるくらいでしょう。

これにレオパ生体のお値段に餌代+サプリメント代が追加されます。

レオパ自体は5000~250000円くらいが相場としておきます。

レアなモルフをお求めの場合はもっと上限が高くなりますのでご注意ください

これらを全部ひっくるめると2~3万円ほどあれば安心できるくらいでしょうか…。

お小遣い制の学生には少々厳しいかもしれませんが、徹底的に安く済ませてあとで買い足していく方式ならば初期費用はぐっと抑えられます。

ちなみに私が一番最初に飼育した時はレプタイルボックスに加え、小物もメーカー品で揃えて3万円くらい掛かりましたのでやはり2~3万円くらいが中央値なのかなと思います。

こだわりはじめるとそれなりに値段も掛かりますが、込み込みで3万円くらいと考えると飼育を始めるのに金銭的な不安は少なくなるかと思います。

是非飼育にチャレンジしてみては如何でしょうか!?

 

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