こんにちは、ミソです。
いきなりですが、今回は『レプラーゼ』という商品をご紹介したいと思います。
わりと爬虫類飼育者ならばレプラーゼのお世話になっている方が多いのではないでしょうか。
かくいう私もレプラーゼにはだいぶお世話になっているので、レプラーゼ効果や実際に使用した体験談をまとめながらレビューしていきます!
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レプラーゼとは
~商品説明~
生きた腸内細菌が爬虫類のおなかの細菌バランスを正常に整え、下痢や便秘を防ぎます。
整腸作用により、摂餌の促進と栄養吸収力のアップが期待できます。
食事の際にエサに適量をふりかけてあたえてください。(公式ホームページより引用)
レプラーゼとは爬虫類用の整腸剤で、カメやトカゲなど幅広い種類に使うことが出来ます。
レプラーゼを使うことで爬虫類の便通を良くすることができ、便秘の改善と予防をする効果があるということですね。
見た目も匂いもきなこっぽい感じで、ちょっと美味しそうです。
レプラーゼの与え方としては、カルシウムのようにエサにダスティングしてレオパに与えます。
継続して使うことで効果が出てくるそうなので、毎度の給餌にダスティングして大丈夫だそうです。
レプラーゼの成分
主な主原料としては、以下のものが含まれています。
- 乳酸菌
- 酪酸菌
- 糖化菌
- ビール酵母
- たんぱく質分解酵素
- 脂肪分解酵素
成分自体は人間が整腸剤で用いるビオフェルミンSやエビオス錠に近いものですね。
レプラーゼの効果は?実際に使用してみて
個人的に感じた効果
引用文にも書かれていますが、私が飼育している個体に試した結果「便秘改善」の効果が特に高いと個人的に感じました。
便秘気味の個体にレプラーゼをダスティングした餌を与えると、翌日にはキレイにフンを排泄していたりすることも珍しくありません。
ただ、決して即効性のあるものではないので継続して与えることで効果を発揮しやすいと思います。
レプラーゼは与えるだけで便秘の予防になるので、レプラーゼを使い続けている今は便秘になっている個体はいなくなりました。
また便秘ではなく「糞が水っぽい」、「臭いがキツイ」といった症状のある個体にも効果を発揮します。
あと個人的に効果があると思ったのは「食欲増進」の効果です。
時期的なタイミングもあったのかもしれませんが、レプラーゼを使うようになってから餌虫の消費が激しくなりました。
腸内環境が整えられたことにより、普段よりも餌の消化が良くなってお腹が空きやすくなったのかもしれません。
意外と軽視されがちでですが、爬虫類の腸内環境を整えるのは重要なポイントなんだなと実感します。
レプラーゼの量と与え方
パッケージや説明文にも「適量」と記載されていますが、与えすぎによる弊害は無いらしいので目分量で大丈夫そうです。
一応、私は小さなケースにカルシウムとレプラーゼを2:1の割合で混ぜています。(たまに失敗して1:1になったりしますが)
あとは普通にダスティングした餌虫をヒョウモントカゲモドキに与えれば大丈夫です。
意外と食いつきは良く、嫌がる素振りを見せた個体は1匹もいませんでした。
まとめ
個人的にヒョウモントカゲモドキの腸内ケアができるレプラーゼはマストなアイテムだと思います。
便秘というのは意外に厄介なトラブルで、便秘が原因で拒食になったりすることもあります。
レプラーゼを使うことで手軽に便秘予防ができ、拒食を起こさずに済むのであれば利用する価値は大きいと感じています。
値段もお手ごろですし、1つ買えばしばらく保つのでコストパフォーマンスも優秀です。
餌にダスティングする以外に、飲み水などに溶かして使える「水溶性レプラーゼ」もあります。
大体のことは普通のレプラーゼで事足りますが、流動食を作る際などに重宝するかもしれませんね。
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