餌考察③レオパ人工餌の先駆け!グラブパイのレビューと比較

餌考察
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こんにちはミソです。

はやくも餌考察第3弾となりますね。

今回はレパシーさんの『グラブパイ』について考察していきます。

人工餌の先駆けとも言える商品で、爬虫類飼育者に大きな衝撃を与えたこの商品。

私も何度か使ったことがありますので、レビューもかねてまとめていきましょう。

同じような人工餌のレオパゲルの記事も書いています。

人工餌のみでの飼育についての記事はこちらからどうぞ。

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グラブパイとは

グラブパイの基本情報

爬虫類人工餌海のレジェンド的存在のグラブパイ!

存在は知ってるけど、どんな人工餌なの?

グラブパイは、レパシー社さんから販売されている爬虫類専用の人工餌です。パッケージの写真から分かるように、レオパ専用餌というわけではなく、昆虫食の爬虫類全般に使うことができる人工餌となっております。

中身は粉末状になっており、熱湯を注ぐことでゲル状の餌が出来上がります。

自分で作るという点においてやや手間を感じるかもしれませんが、当時としては昆虫を扱わなくていいということで画期的なアイディアでした。

ちなみに蓋を開けると独特の臭いがします。(人によってはクサイと感じるようです。私は平気でした。)

グラブパイの作り方

作り方としては粉末と熱湯を1:2~3の割合で混ぜ合わせます。(量が増えるごとに割合は少しずつ変わります)

そして混ぜ合わせた餌が冷めてくるとゲル状に固まってくるので、適当な大きさに切り分けて爬虫類に給餌します。

注意点として、混ぜ合わせるときは熱湯を使いましょう熱湯を使わないと上手に混ざらず、出来上がりがボソボソになってしまいます。こうなってしまうとレオパの反応もいまいちになりますので熱湯を注いでしっかり混ぜ合わせましょう。

ダマにならないように混ぜてね

もうひとつの注意点として出来上がったものを素手で触らないようにしましょう。

触ったところから雑菌などにより急速に劣化が始まりますので、切り分けたりするときはナイフや竹串を使うと安心です。

グラブパイの保存

グラブパイを作った状態で冷蔵庫で2週間、冷凍ならば数ヶ月はもつといわれています。

とはいえ時間が経てばどうしても劣化していってしまうので、少量をそのつど作ってさっさと使い切ってしまうのが良いと思います。

本体の粉も常温ですと数週間しかもたないので、冷凍させることにより数ヶ月先まで長期保存することができます。(半年くらいが目安)

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レビュー ~管理人飼育個体の反応~

たまたま冷凍コオロギを切らしてしまい、グラブパイが手元にありましたので試してみました。

一度だけですとなかなか餌と認識してくれないので、数回にわたって給餌を行って検証しております

飼育個体1号

出されたものは基本的に何でも食べる食欲の権化な子です。グラブパイも初見でしっかり食べてくれました。

が・・・。

露骨に食べる量が少ないのが分かりました。いつもはコオロギを7~10匹は食べる1号がグラブパイは2ブロックくらいしか食べません。

2ブロックくらい食べると興味を失ってシェルターに帰ってしまう結果に・・・。

食べはするけど好きではないというのが1号の結果でした。

飼育個体2号

2号も基本的に拒食知らずの良い子です。何日か餌を抜いて空腹状態で試したところ食べてくれました。

しかし、2度目以降は目をつぶってイヤイヤのアピール

冷凍コオロギを差し出すと目の色を変えて食いつく始末・・・。

2号もグラブパイは好みではなかったようです・・・。

飼育個体3号

食べ物に関して選り好みが激しい3号さん。変に加工されていない昆虫至上主義者。

レオパゲルですら興味の無い3号には正直まったく期待していませんでしたが、初見であっさり食べてくれました。3口くらい食べてくれたので次の給餌もいけるかな?と思いあげてみたところ、舐めるばかりで一向に食べてくれませんでした。

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グラブパイの良いところと微妙なところ

結果的に3匹とも初見では食べてくれました。

継続して食べてくれればメインで使っていこうと思っていたので少々残念な結果に・・・。

気を取り直して、個人的に感じた良いところと微妙なところをまとめていきます。

グラブパイの良いところ

給餌が楽

レオパゲルにも言えることですが、継続的に食べてさえくれればこれ非常に優秀な餌だと思います。

虫が苦手な方の救世主となれるでしょう!

好みの固さに変えられる

混ぜる水分の量を調整すれば固さを自由に変えることができます。

案外食べてくれない場合でも、固さを変えることによりしっかり食べてくれることもあるみたいですね。

グラブパイの微妙なところ

言うほど嗜好性が高いわけではない?

グラブパイに関しては色々な情報を集めましたが、結構な割合で食べないという報告がありました。

レオパゲルの報告と比べてみても明らかに多いと感じます。(レオパゲルはまだ出たばかりということもありますが)

作ったり、保存が面倒くさい

自分で作らなければならないのでやることが多く結構手間です。

それと作ったときに独特のグラブパイ臭が広がります。

電子レンジで作ったりするとすっごい事になります。笑

結構高い

レオパゲルが700円前後に比べ、レオパゲルは数千円します。

高いお金を払った結果、食べてくれなかったりするとちょっとショックが大きいかもしれません…。

グラムあたりの単価はグラブパイの方が良いのですが、何分それなりの量がありますので食べてくれなかった場合は結構なお金をムダにすることに繋がりかねません。

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さいごに

結局のところ、人工餌については『飼っている個体が食べてくれるかどうか』に尽きると思います。作る工程も餌虫の管理から開放されると思えば楽になるでしょう。それだけでも革命的な餌といえると思います。

ちなみにグラブパイは餌用の虫の餌としては非常に優秀でした。

食いつきがよくジャイアントミルワームに与えるとあっという間になくなってしまいました。

買ったはいいけど食べてくれなかった!という方にはお勧めの処理方法だと思います。

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