こんにちは、ミソです。
今回は、2018年11月11日の日曜日に開催された「とんぶり市2018」のイベントレポートになります。
今年のとんぶり市も大混雑の盛況ぶりで、私も会場内でワタワタしてしまったため写真は撮影しておりません…。
去年のレポートはこちらからどうぞとんぶり市2017イベントレポート
とんぶり市の基本情報
とんぶり市は『合同会社ぶりくら』によって開催されている国内繁殖個体をメインとした爬虫類即売会イベントです。
ぶりくらとは『Breeding Club』の略称で、関西方面では『ぶりくら市』、関東方面では『とんぶり市』として年1回ずつ開催されています。
とんぶり市は他のイベントに比べると企業色が薄く、個人ブリーダーが多く参加されているのが特徴です。
これは設立趣旨が関係しているのが大きいようですね。
国内繁殖個体(CB)の価値を認め、広める
飼育モラルの向上及び啓発 ・ブリーダーの支援・育成
野生環境におけるペットトレード目的の乱獲抑制
適切な飼育技術の公開
趣味として高次元の愉しみへの脱皮
爬虫類・両生類を中心とした飼育関連業界の活性化支援(ぶりくら公式ホームページより引用)
入場料はお一人様1000円となっており、中学生以下は無料で入場できます。
とんぶり市の会場はほぼ毎年浅草にあります『東京都産業貿易センター』で行われています。
参加レポート
入場するまで
私が会場に到着したのは午前11時半頃でした。
結構並んでいるかな、と思っていたら案の定受付がある5階から階段を登って6階のフロアまで長蛇の列でした。
あまりの混雑ぶりに入場規制が掛かっていたようですね。
そして今年も居ました缶ビールを飲みながら列に並んでいる客。
少しげんなりしながら並んでいたのですが、思ったよりの列のハケは良く20分くらいで会場に入ることができました。
入場後
5Fは入場規制されるのも分かるくらいの混雑ぶりでしたが、6Fは割と拍子抜けするくらい空いておりました。
ですので最初は6Fからのんびり回って、その後に5Fを私は回っておりました。
見て回るのが目的ならば次回からは6Fから回るのが良いかもしれませんね。
見て回った雑感
例年通りといいますか、大型のトカゲなどはほぼ見られず、亀やレオパが圧倒的な数を占めていました。
特にレオパは数が多いと感じましたね。
逆に去年大量に居たニシアフをあまり見かけなかったのは意外に思いました。
見て回っていると、イベント価格で良質な個体が沢山見ることができるので自制心を抑えるのが大変でした。
このブログのこともあるのでレオパを中心に見て回っていたのですが、「お、この個体良いな」って思っていた個体が、ちょっと後で見てみると速攻で売れていたので、もしお迎えをしたい場合は即決で決めるのがコツですね。
レオパ繋がりですが、オバケトカゲモドキやダイオウトカゲモドキのCB個体も数が増えてきて珍しくなくなってきましたね。こういった国内のブリーダーさんの努力が感じられるのもとんぶり市の大きな魅力と言えるでしょう。
とあるブースでは参考個体としてフルアダルトのオバケトカゲモドキが展示されており、この印象が強烈に残っています。
とんぶり市で用意しておいた方がいいもの
もしこの記事を見てとんぶり市に参加したいと考えている人向けに『用意しておいたほうがいいもの』を書いておくことにします。
とんぶり市は基本的に11月に開催されます。
若干の変動こそありますが、冷え込む時期になりますのでお迎えをする場合は温度に気を配りましょう。
外での長時間移動で生体の体温が下がって体調を崩すのを防止する必要があります。
ガチ勢の方はクーラーボックスのようなものを持ち込んでいますが、最低限使い捨てカイロとタオルがあればある程度は状態をキープできます。アルミ製の保温袋などを使っても良いかもしれません。
とんぶり市に限らず、冬場のイベントに参加する方は用意しておきましょう。
親切なブースの方ならば使い捨てカイロなどをくれるかもしれませんが、基本的には購入者が用意しておくのがベターです。
まとめ
今回は午後から予定があったこともあり、滞在時間は1時間半ほどでしたが、非常に楽しめました。
とんぶり市では初心者の方向けに『飼育相談コーナー』が設けられていますので、疑問に思ったことはどんどん尋ねてみると良いでしょう。
ここ最近は爬虫類のブームもあり、色々なイベントが全国で開催されるようになってきました。
特に東京では多くのイベントが開催されるのもあって、イベントごとに個性が出てくるものもあります。
個人ブリーダーの発表会的な要素のあるとんぶり市が私は大好きです。(笑)
とんぶり市は「国内CB」を中心としたイベントですので、大型なトカゲや哺乳類が目的の方には合わないかもしれません。
今後、『○○といえばこのイベント!』というふうにイベントの差別化ができてくるとまた面白いかもしれませんね。
以上、とんぶり市2018のレポートでした。
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